こんにちは
中央歯科クリニック歯科助手の東山です(^_-)-☆
今回は歯周病の予防や治療方などについてお話していきます。
<歯周病になりやすい人の特徴>
歯周病の主な原因は磨き残しです。歯周病菌は歯垢(プラーク)に潜んでいるため、
しっかり歯を磨けていない人や歯磨きをしない人は歯周病になるリスクが高いです。
特に寝ている間は唾液の量が減少し、口の中が乾燥しやすく歯周病菌が活発になるため、寝る前の歯磨きは欠かせないです。また歯並びが悪い人も歯と歯が重なっている部分に磨き残しができやすいため虫歯や歯周病になりやすいと言えます。
歯周病は磨き残し以外にも加齢とともに歯茎が下がった人、タバコを吸う人、口呼吸をする人、糖尿病の人などもなりやすいです。
<歯周病を予防する方法>
- 毎日歯磨きをしっかりすること
磨き残しが原因で歯周病になりやすいため毎日しっかり歯磨きを行うことは大切なことです。特に歯と歯の間は歯ブラシが入りづらく磨き残しをしやすいため、フロスや歯間ブラシなどを使うことをおすすめします。
- 生活習慣を見直すこと
食事のとり方に気を配ることで歯周病を防ぐことができます。甘いものや歯につきやすい軟らかいものは口の中を不潔にしやすいです。噛み応えのあるものをよく噛んで食べることを意識しましょう。また食事だけでなく規則正しい生活を送ることも大切です。疲労や病気などで生活バランスが崩れたり、タバコを吸ったりすることも歯周病につながります。
- 歯医者でのメンテナンス
まず表面がザラザラしている歯石があるとその周りにプラークが付きやすくなります。歯石がついている歯肉だと炎症を起こしやすいです。
そこで定期的に歯医者で歯石除去や歯面研磨をしてもらうことで歯周病になるリスクを低下させることができます。
また定期的な検診を受けていれば初期段階で歯周病に気が付くことができます。
<歯周病治療について>
まず歯周病になってしまうと元の状態には戻すことが不可能と言われています。しかし炎症を抑えることはできます。まず軽度の歯周病でしたらスケーリング(歯石除去)やご自身での正しいブラッシングで炎症を抑えます。中等度や重度の歯周病だとSRPや外科治療のフラップ手術などを行います。SRPやフラップ手術は歯茎の下の歯石を取り除く治療で麻酔を使います。状態によって治療が異なるため、歯科医師と話し合いながら治療をしていきましょう。
<まとめ>
歯周病は、防ぐことができる病気です。歯磨きの仕方を見直し、規則正しい健康的な生活を送ることが大切です。定期的に歯医者に通い、染めだしや歯磨き指導などをしてもらうこともおすすめします。少しでも気になることがあればご相談してください。お待ちしております😊