こんにちは、歯科助手の髙橋です🦷💖
8月に入り暑い日が続きますが、水分補給をこまめに取り、熱中症には気を付けてくださいね🌞
ところでみなさん、親知らずは生えていますか?
歯の一番奥にいつの間にか生えてくる親知らず。通常の歯と違って、親知らずは20歳前後になってからやっと生えてきます。
今日は親知らずについてお話します🦷
親知らずって抜いたほうがいいの?
勘違いされている方も多いのですが、親知らずは不要な歯ではありません。
必ず抜かないといけないというわけではないのです。
では、どのような基準で抜くのでしょうか。
☑親知らずの抜歯をするケース
・虫歯、歯周病の原因になる場合
・正しい咬み合わせができていない場合
・生えている方向が正常でない場合
・異常な形になっている場合
虫歯、歯周病の原因になる場合
親知らずは一番奥にあるため、歯磨きが行き届かず磨き残しが多くなってしまいます。
歯と重なっている部分があると、細菌が溜まりやすく、親知らずの一つ手前の歯まで悪くなってしまうことがあります。
そのようなことをあらかじめ予防するためにも、歯と重なっている部分が多い人は抜歯をオススメしています。
正しい咬み合わせができていない場合
親知らずは人によっては、表面に生えてきたり、埋まったままだったり状態は様々です。
上下ともに生えていないと、ぶつかる咬み合わせの歯がなく、歯が伸びていく力のバランスを調整する相手がいないことになります。
そうすると、歯が少しずつ露出していき最終的に歯が抜けてしまいます。
生える方向が正常でない場合・異常な形になっている場合
親知らずは横向きになっていたり、斜めに生えてきたりする場合があります。
また、少しだけ表面に顔を出したままの親知らずもいます。
親知らずが横に生えていると、手前の歯を押してしまい、押された歯の根っこが侵食され溶かされてしまうこともあります。
根が溶けてしまうと歯を丈夫に支える力も減り、歯の寿命が短くなってしまいます。
正常に生えていない親知らずは、他の歯への悪影響が大きく、お口の中を健康に保てないリスクが大きくなってしまいます。
親知らずは早く抜いたほうがいいの?
20代をピークに体の機能は少しずつ衰えていきます。
唾液量が減り、歯周病のリスクも高まってしまうのです。
若いうちは、怪我や体の疲れもすぐに回復できます。
歯茎の治りが早いため、痛みや腫れも比較的早くなくなります。
親知らずの抜歯を考えているのなら、できるだけ早く専門医に相談することををオススメします。
当院には外科の認定医もおりますので、お気軽にご相談ください。
ご来院お待ちしております😊