こんにちは。中央歯科クリニック歯科助手の高橋です🦷💖
今日は口内炎についてお話したいと思います。
口内炎はほとんどの方が経験あると思います。
そのまま放置しても自然に治っていきますが、治るまでは痛みで食事がし辛かったり、
患部の違和感で口の中が気になってしまうことが多いと思います。
今回は、この口内炎をできるだけ早く治し、今後できにくくする方法をご紹介したいと思います。
口内炎はなぜできるのか?
口内炎といってもいくつかの種類があります
今回は、代表的な二つの種類についてご説明します。
◇カタル性口内炎◇
カタル性口内炎とは、疲れや免疫力の低下、風邪など、健康状態が心配な場合に発症しやすくなりますが、不十分な歯磨き、入れ歯・矯正器具、熱い食べ物、化学薬品などによる物理的刺激が直接の原因となります。
虫歯や歯周病、歯槽膿漏なども原因になることがあります。
◇アフタ性口内炎◇
お口の中でできる口内炎で一番多いのがアフタ性口内炎です。
発症にはさまざまな原因が考えられ、はっきりとは解明されていませんが、一番の要因としてストレス、疲れによる免疫力低下、睡眠不足、ビタミンB2の不足だとされています。
また、体力が低下すると、胃腸が弱くなり口内炎ができやすくなります。
女性の場合は、ホルモンバランスが乱れ、体力が消耗しやすい生理前や妊娠期にもできやすくなります。
また、潰瘍性大腸炎など、全身疾患が原因となることもあります。
口内炎を治すには?
口内炎を治すための具体的な方法をいくつかご紹介します。
◇軟膏を使用する◇
口内炎の患部に直接塗ることで炎症を抑え、痛みを和らげる作用がある、軟膏タイプの薬があります。
口内炎ができている周りをティッシュや綿棒などで拭き取り、唾液を乾燥させます。そして、口内炎の部分を軟膏でカバーするように塗ります。
一日3~4回ほど繰り返すと、痛みが改善されていきます。
◇うがいで口の中を殺菌◇
口の中を殺菌することで口内炎を早く治すことができます。口の中は暖かく湿っているためいろいろな種類の細菌が住み着きやすくなっています。
また、外部からも細菌やウイルスが口の中に入ってきます。
口の中をいつも清潔にしていると、口の中に傷ができたり細菌が入ってきても、口内炎ができにくくなります。
殺菌性や消毒効果の高いうがい薬は、軟膏のような即効性はありませんが、普段からの予防対策として効果があります。
他にも、ビタミンやサプリメントの摂取により炎症を抑えることができます。
口内炎が1~2週間以上治らなかったり、発熱や倦怠感、口内炎の症状が口腔内全体に広がってきた場合は、感染症やほかの病気の可能性もあります。
その場合は、ただちに歯科医院を受診してください。
口腔内の細菌の増殖を防げば、口内炎の進行も防ぐことができます。
自身で歯磨きなどで口腔内を清潔に保つようにして、ひどくなる前に生活環境や栄養バランスを整えるよう心がけましょう😊!