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今日は入れ歯についてお話します。
年齢を重ねると虫歯や歯周病、外傷などが原因で残念ながら歯を失ってしまうことがあります。
歯を失うと下記のようなことが起こります。
①食べ物を噛み砕くことが難しくなる。
②表情が変わる。
③顎の力が弱くなる。
④かみ合わせが悪くなる。
⑤発音がしにくくなる。
⑥認知機能が低下する。 などなど……
それらを防ぐためのひとつとして入れ歯があります。
入れ歯には2種類あります。
・総入れ歯（全く歯がなくなった方向け）
・部分入れ歯（部分的に歯を失った方向け）
入れ歯をつくるのには、大体３～５回の来院が必要です。
しかし完成したらそれで終わりではありません。
入れ歯は完成して使い始めてから慣れるまでに、約１カ月、長いと３カ月以上かかります。
使い始めると痛い所が出てきたり、金具が緩くなってきたりします。
そのため、初めは定期的に調整に来てもらう必要があります。
入れ歯はお手入れが大切
入れ歯の手入れが不十分だと、下記のようなことが起こります😵
・口臭が発生する。
→しっかりと洗っていないと細菌が付着して臭いの原因になります。
・口内炎の原因になる。
→プラーク（汚れ）がついた入れ歯の表面は細菌の量が非常に多いため、口の粘膜が傷つけられ、赤く腫れることがあります。
・歯石が沈着しやすくなる。
→入れ歯の裏側に乳白色の石のようなものがついていたら、それが歯石です。
歯の表面につく歯石と同じで、なかなか取れません。
・虫歯や歯周病の原因になる。
→プラークには虫歯の菌や歯周病の菌がたくさん存在しているため、金具の周囲、入れ歯と歯の間から歯周病が起こります。
こういったトラブルを防ぐためにも入れ歯と口の中のお手入れを行うことが大切です‼️⭐
お手入れ方法
〇入れ歯を洗うとき
外して、歯ブラシや入れ歯専用のブラシを使います。
歯磨き粉を使うと入れ歯が傷つくことがあるので、研磨剤の入っていないものか、入れ歯用の洗剤を使用し、あまり強くこすらないように洗いましょう。
金具の部分は汚れが溜まりやすいので丁寧に磨きましょう。
〇就寝前
上記のお手入れに加え、就寝前は義歯用洗浄剤を使うようにしましょう。
ブラシだけでは落としきれない汚れや細菌を落とすことができます。
熱湯は入れ歯が変形する恐れがあるので、ぬるま湯か水で洗うようにしましょう。
入れ歯で快適に過ごすためには、日頃のお手入れで入れ歯だけでなく残っている歯を清潔に保つことが大切になります。
また分からないことがあれば、気軽にご質問ください😊
ご来院お待ちしております🦷💖